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自尊感情とレジリエンスの向上に着目した、育児期女性に対する支援体制構築に向けての基礎研究(板橋区提案)<令和2年度>

調査研究報告書のポイント

  • 板橋区・北区在住の、第1子が0歳〜5歳である男性5,000人に対して、性役割(性別と社会的なあり方を結びつけた考え方)、自尊感情(自分自身を価値あるものと感じる感覚)、レジリエンス(ストレスに対する心理的な回復力)の3点を中心にアンケート調査を実施
  • 上記調査により、育児期男性は ①家庭内での性別役割分業や配偶者(母親)の就労状況から心理状態への影響を受けやすく、「自分が家族を養えているかどうか」という意識が強い、②親役割への効力感より、社会の中での男性役割により強く意義を感じる、旧来的な男性役割が強い、③一方、育児休業を取得すると親役割の効力感が上がり、親としての自覚や子育ての知識獲得に繋がっている。そのため、時代に即した性役割のイメージ形成等を行政主導で促進していくことや、育児休業の取得に向けての社会的な支援体制を整備していくことが必要である。
  • そのため、時代に即した性役割のイメージ形成等を行政主導で促進していくことや、育児休業の取得に向けての社会的な支援体制を整備していくことが必要である。

    テーマ提案区・参加区

    提案区

    板橋区

    参加区

    板橋区 北区 千代田区 文京区 豊島区

    研究体制

    • 並木 有希(東京家政大学人文学部英語コミュニケーション学科准教授)(リーダー)

    調査研究報告書

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    報告書

        概要版