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特別区のスケールメリットを生かした業務効率化(渋谷区提案)<令和2・3年度>
調査研究報告書のポイント
- 自治体を取り巻く現状は、複雑化する環境変化に対応するため、DX推進(デジタル技術活用)による生産性の高い行政運営が喫緊の課題となっている。
- 特別区は、人口一人当たりのICT費用負担が高水準にあり、各区における負担額のばらつきも生じている。
- 今後は、システムに係る費用や職員の業務負荷を低減させた上で、住民サービスの改善や新たなサービスの提供を推進するとともに、政策立案などの分野に一層注力すべきである。
- 具体的道筋としては、各区のシステム状況を考慮しつつ、共同化の可能性が高く、早期に創出が可能な対象(調達の共同化や契約の一本化など)から順次共同化を実施する。
- 特別区のICT関連の資源をまとめるため、新たな「整備・保守運用」「共同調達」を担う実行組織を設立する。
- 実行組織は、多様な専門人材の確保や管理、適切な管理体制の確立、特別区の意思の的確な反映の担保などを基本条件として、早期に設立を図ることが必要である。
テーマ提案区・参加区
提案区
渋谷区
参加区
渋谷区 中央区 新宿区 文京区 江東区 品川区 目黒区
世田谷区 板橋区 足立区 葛飾区 江戸川区
研究体制
- 澤田 伸(渋谷区副区長)(リーダー)
- 松本 賢司(渋谷区経営企画部長)(副リーダー)
- 狩野 英司(Ⅾ`sⅬink)(アドバイザー)